スパニッシュ フィリピンのレストラン情報
フィリピンではスペインの植民地であった歴史があり、スペイン料理が食文化に深く根付いています。特に都市部には、本格的なスパニッシュレストランがたくさん。
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【スペイン料理の魅力を堪能!おすすめメニュー8選】
スペイン料理店初心者でも、これらのメニューを選べば間違いなし!おすすめの8品をご紹介します。
■Paella(パエリア)
バレンシア地方発祥で、主にサフランで風味付けされた米とさまざまな具材を加え、平鍋で調理した料理。真っ黒なイカ墨パエリアやシーフードパエリアなどが人気。(写真:Alba)
■Gambas al Ajillo(エビのアヒージョ)
にんにくとオリーブオイルでソテーしたエビ。唐辛子が加えられることもあり、パンと一緒に楽しむのが一般的。(写真:Terry’s)
■Croquetas(クロケッタ)
ハムなどの具をベシャメルソースで和え、パン粉をつけて揚げたスペインの伝統的な前菜。外はサクサク、中はクリーミーな食感が特徴。(写真:La Guaja)
■Jamón Ibérico(イベリコハム)
イベリコ豚の脚を塩 漬けにして乾燥・熟成させたスペインの高級生ハム。深い風味とともに脂の甘みがあり、そのまま薄切りで楽しまれる。(写真:Txanton)
■Lengua Sevillana(セビリア風牛タン)
セビリア風の牛舌料理で、柔らかく煮込まれた牛舌をトマトベースのソースで仕上げたもの。(写真:Alba)
■Pulpo Galego/Pulpo a la Gallega(ガリシア風タコ)
ガリシア地方の伝統的なタコの料理で、ゆでたタコを薄切りにし、オリーブオイル、塩、パプリカで味付けされる。シンプルながらもタコの味わいが際立つ一品。(写真:Bueno)
■ Angulas(ウナギの稚魚)
ウナギの稚魚をオリーブオイルとニンニクで炒めた高級料理。スペインでは特別な日に提供されることが多い珍味。(写真:Cirkulo)
■Basque Cheesecake(バスク風チーズケーキ)
スペイン北部発祥のデザートで、外はカラメル化した香ばしい焦げ色、中は滑らかなクリームチーズが特徴。(写真:El Born)
【スペイン料理普及の背景】
フィリピンは、16世紀後半から約300年ほど、フィリピンの統治下であったという歴史的背景から、スペイン系の血を引く人々が多く暮らしています。この長い歴史から、スパニッシュはフィリピンの食文化に根付いており、現代においてもしっかりと受け継がれています。
フィリピンの食文化のひとつである「メリエンダ」(朝と昼、昼と夜の間に挟む間食のこと)もスペインから入ってきた文化で、植民地時代に広まっていったとされています。
近年のフィリピンのスパニッシュの傾向としては、本場に負けない高品質な料理の提供が注目されています。フィリピンの多くの都市には、本格的なスパニッシュレストランが増えており、本場の味を忠実に再現しています。特にマニラでは、数々の有名なスパニッシュレストランが存在しており、フィリピン在住の日本人や、出張者・旅行者からも愛されています。
また、フィリピンのスパニッシュは安価でありながら品質が高いという特徴もあります。他の東南アジア地域と比較しても、本格的なスパニッシュが手頃な価格で提供されています。これは、フィリピンのスパニッシュの普及と人気の一因となっています。